『3分間ルーティング基礎講座』を読んだ

こんにちは、@ketancho です。今月はネットワーク関連の勉強をすることが多い月でした。私はネットワークが得意じゃないこともあり、ひーひー言っておりましたが、学びも多い月だったと思います。その中で『3分間ルーティング基礎講座』を読んだので簡単に整理したいと思います。

『3分間ルーティング基礎講座』は前回記事を書いた『3分間DNS基礎講座』の姉妹本です。(前回の記事はこちら → 『3分間DNS基礎講座』を再読し、なぜネットワーク初学者におすすめなのかを改めて整理する - log4ketancho)同じように先生と生徒の対話形式で学ぶ形式でとても分かりやすかったです。

〔改訂新版〕 3分間ルーティング基礎講座 (3分間NetWorkingシリーズ)

〔改訂新版〕 3分間ルーティング基礎講座 (3分間NetWorkingシリーズ)

  • 作者:網野 衛二
  • 発売日: 2013/06/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

分かりやすかったポイント

ルーティングの歴史(という表現が正しいのか分かりませんが)を丁寧に説明してくれており、なぜこのプロトコル・考え方に行き着いたかが整理されてる点が腹落ちしやすかったです。

例えば、RIP というプロトコルがあるが、こういう場合にルーティングループが発生してしまう。それを防ぐためにメトリックに上限値を設けているがそれでも時間がかかる。そこで経路情報を受け取った方には経路情報を送り返さないようにしたけど、、といった形で、プロトコル・考え方の推移を学ぶことができます。

また、この3分間シリーズ全体で言えることですが、この本も図が多く使われており、理解が捗ります。文中で先生も「ここは言葉で説明するの難しいから図を見といてね」と投げてるシーンがあったりしますが、図自体も簡潔に整理されています。私は物理ルーターやスイッチを触ったことがない人間なので、イメージを助けてくれる点をとても気に入っています。

個人的学びメモ

まずは4章の BGP の話です。これを知りたくてこの本を読み始めたのですが、概要は理解できたかなと思います。属性の優先順位を空で言えるレベルではないのですが、「自 AS の都合が優先される」ことまでは理解しました。もう何度か読んで定着させたい。

また、5章、6章はスイッチングと VLAN の話なのですが、情報処理試験でやったなーというものもあるものの、細かい話を理解できていない点があったのでここは再度読み直したいと思っています。

まとめ

『3分間ルーティング基礎講座』を読みました!はやくネットワークと友だちになりたいです。簡単ですが以上です!

〔改訂新版〕 3分間ルーティング基礎講座 (3分間NetWorkingシリーズ)

〔改訂新版〕 3分間ルーティング基礎講座 (3分間NetWorkingシリーズ)

  • 作者:網野 衛二
  • 発売日: 2013/06/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)