ポエムです。
2/26(日) に東京マラソンでフルマラソンデビューしました。無事、完走&サブ5という目標は達成したものの、たくさんの課題が残りました。昨年の中止分で、10月の横浜マラソンに出ることができるので、今回の振り返りとともに、次に向けてやるべきことを整理します。そして、これから初マラソンに挑む私と似たような状況の方々にとって、少しでも参考になる情報を残せればと思います。
準備したこと
むかしばなし
現在、30歳の私ですが、24歳のときにハーフマラソンに出場し、1時間46分15秒というタイムでした。当時はそれなりに練習していたこともあり、今考えると悪くないタイムだと思います。しかし、その後全然運動せずに6年が経ちました。
2017年7月〜10月
横浜マラソンに当選したので、毎月100km走ることをノルマに練習しました。室内のジムが中心だったのですが、スポーツショップの店員の方に、練習という意味では外で走った方が絶対によいとアドバイスをもらったので、それ以降は外で練習しました。しかし、まさかの台風で横浜マラソンはお流れになりました。
2017年11月〜2018年1月中旬
東京マラソンに当選していたものの、完全にモチベーションダウン。ほぼ何もしませんでした。
2018年1月下旬〜2018年2月
流石にまずいと思い、土日祝日は平均10kmほど走りました。なんとか15km程度であれば、いいペースで走れるところまでコンディションを戻すことができました。
12km走🙂走れ!Bicycleが流れるとペースが上がる系男子🙂 pic.twitter.com/FC9BItyExC
— ちゃんけ (@ketancho) 2018年2月10日
15km走!昨日より長く&良いペースで走れて嬉しいー。ラスト1.5kmで走れ!Bicycle流れてきた瞬間勝ったと思った🙂 pic.twitter.com/TXXKADzQlz
— ちゃんけ (@ketancho) 2018年2月11日
当日の振り返り
当日の作戦としては、
* 前半は突っ込まず、6分半〜7分/1km のペースで * 足を残しておいて、ラスト10kmでどれだけペースを上げられるか勝負
でした。
スタート〜10km
上の写真はスタート地点の様子です。3.6万人。熱狂でした。かなり興奮しました。もともと、2回目のマラソンのつもりでエントリーしていたこともあり、4時間台前半(正確には忘れてしまった)を目標タイムとして申告していたため、E地点
からのスタートとなりました。正直、私の実力的にはもう少し後ろの方で十分だったと思います。
スタートしてからスタート地点までは5~6分でした。その後も渋滞してしまうかな、と思っていたのですが、スタートしてからは周りのランナーが(自分より)速かったこともあり、サクサク走ることができました。しかし、その影響もあってか最初の10kmを1時間3分台(しかも2〜3分のトイレタイム込みで)で突っ込んでしまうというミスを犯しました。これが地獄の始まりでした。
10km〜20km
浅草や両国といった何度も訪れたことがある街並みを走れるのは非常に気持ちが良かったです。親・おじさん家族の応援もあり気持ちよく走れたのですが、ここも10km1時間1分台で突っ込んでしまいました。走ってる感覚としてはかなり楽に走れていたので、「全く問題ない。むしろ、サブ4.5余裕じゃん?」くらいに思っていました。そんなことなかったんですけどね。
20km〜30km
折り返し地点です。ハーフまでしか走ったことがない私にとっては未知の領域に突入です。足の重みを感じ始めました。22〜23km地点で、グロスサブ4.5のペースメーカーの方々に追いつかれました。何を勘違いしたのか「サブ4.5余裕じゃん」と思っている私は、1〜2kmほどこのペースメーカーについていってしまったのです。何をしているんだか。。
25kmあたりでペースメーカーについて行けなくなり、それと同時に右足の太ももがピリピリするような感覚を覚えました。ここで「やらかし」に気付きました。時すでに遅し。しかし!なんとそのタイミングで、普段お世話になっているお客さんが応援に駆けつけてくれたのです。その嬉しさで、30kmまではそれほどペースを落とさずに走り続けることができました。応援の力すごい。
30km〜38km
いよいよ、ここからが地獄の始まりです。日本橋や銀座といった、昨年末までの職場の近くだったので楽しく走れるかと思っていたのですが、逆に詳細に距離が分かってしまっていたので、品川の折り返しまでが永遠の長さに感じました。34km地点と37km地点で家族の応援があったので、それを励みに頑張ったのですが、ペースはぐんぐん落ち、サブ4.5なんて夢のまた夢というペースまで落ちてしまいました。
38km〜ゴール
残りの4kmは全く足が動かず、100m歩いては200m走り、100m歩いては150m走り。と、徐々に歩く割合が増えてきてしまいました。最後の1kmに至っては、丸の内の石畳コースをさっそうと走るチャンスだったのですが、両足が攣り、下手すりゃサブ5も無理なんじゃないかという状況でした。
ただ、家族が42km手前のところで応援していると連絡をもらい、最後くらい良い格好を見せようという想いで、なんとかゴールまでたどり着いた次第です。
ラップタイムはこんな感じでした。ネガティブスプリント狙いだったのですが、典型的な失敗ラップとなってしまいました。ラスト2kmちょいに20分もかかってます。。
ふりかえり(KPT)
KEEP
- ハーフ程度の距離はいいペースで走れた
- 適度にアップダウンのあるロードを走っているので、たまにある坂は全く問題なかった(東京マラソンはコースが素晴らしいので高低差がほぼないのですが)
PROBLEM
- 30km以降の筋肉疲労に耐えられない
- 突っ込みすぎてしまう
TRY
- 30km以上練習で走るのは現実的ではないので、筋トレをしてから走るなどする。
- 走れない日は筋トレする
- 健康体重くらいまでは減量する
- 横浜マラソンまでに、ハーフマラソンや30km走にエントリーする
- 現実的な目標タイムを設定し、似たようなペースの人とスタートする(今回は横浜マラソンが流れたので仕方なかったが)
買ってよかったもの
スパッツ
6年前のハーフマラソンのときに、腱を痛めて全治1ヶ月の怪我を負いました。寒さで足の感覚が麻痺して、接地がおかしくなっていたようです。このスパッツは防寒機能的にも優れていますし、筋肉をサポートしてくれるように感じました。初マラソンの方は、何かしらのスパッツを購入されると良いと思いました。
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シューズ
同じく上の怪我の時は、練習用?と呼んでいいのか分かりませんが、店員さんいわくハーフの距離を走るには向いていない靴だったと言われました。今回は、事前に相談し、初マラソンであること、目標タイムなどをお伝えして、十分な耐久性があるものにしました。シューズに関しては、絶対に試着した方がいいので、店頭に行ってみてください。
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エネルギー補給系
下の二つを持って走りました。東京マラソンでは給食があるのですが、かなり混むのと、そこでスピードが落ち、ペースが乱れる遠因になると感じたので、補給食は持って挑んだ方が良いと感じました。下の二つは、20km地点で飲む用と、30km地点で飲む用だと店員さんに教えていただいたものです。濃縮タイプもあるようですが(濃縮のほうがかさばらない)私の口には合いませんでした。練習の時から補給食の味見をするのがおすすめです。
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まとめ
なんやかんやで楽しい42.195kmでした!運営の皆様、応援してくださった皆様、ありがとうございました!次回の横浜マラソンでサブ4.5を目指します!