10時間で準備する、忙しい人のためのプロジェクトマネージャ試験対策 #情報処理試験

※ 2018年10月に最新情報にアップデートしました。

 プロマネに無事受かったので、これから取得を目指す方のためにどのような勉強をしたかを残しておきます。

 「忙しい人のための」と書いたのは、忙しいアピールしたいわけではないです。周りの話を聞いていると(当時の私のように)「やばい、まったく勉強していないのに試験まで1ヶ月を切ってしまった。。。」という方がかなり多いようです。そんな(私のような方々向けに)足切りを食らわずに済む、最低限やるべき勉強をまとめることは意味があると思い、このようなタイトルにしています。

想定読者

  • プロマネやチームリーダー、それに近い役割を業務などで経験したことがある方
  • しかし、時間がなくて全く勉強できておらず、これを読んでいるときには既に試験まで1ヶ月を切ってしまってる、、、な方

受験時の私

  • 大学院のときに1年間プロマネ関係の授業は受講していた
  • が、業務ではチームの末端しか経験したことしかなかった
  • 一時期チームリーダーが不在になったときに、2ヶ月ほどチームを回す役割をやらせてもらえていた

  • SC, DB持ち。NWに数回落ちる。

  • PM受験は1回目
  • 結果
    • 午前Ⅰ:免除
    • 午前Ⅱ:80
    • 午後Ⅰ:65
    • 午後Ⅱ:A

勉強の進め方

10時間コース(休日半日x2日)

 後述しますが、半分以上の人は午前までで落ちてると何かの参考書に書いてありました。まずはその補強と、論文が初めての方は、特有の対策をした方が良いと思います。

1) 午前Ⅱ x 5年分 x 2回(5時間)

 これまでの傾向から言って、午前Ⅱは3~4割の問題が使い回しです。25問中10問弱は過去問から出ることを考えると、それだけでも抑えられると足切り率が激減すると思います。

2) 午後Ⅱの前提条件部分のモジュールを考える(5時間)

 私はPMが初めての論文試験だったので、その対策だけは事前に行ってから試験に臨みました。当時読んでいた本はは情報が古くなってしまっていたのですが、個人的には情報処理教科書シリーズがおすすめです。

情報処理教科書 プロジェクトマネージャ 2019年版

情報処理教科書 プロジェクトマネージャ 2019年版

闇雲に書くのではなく、書くべき内容を端的に書いていかないととてもじゃないけど書ききれません。まずは、この本の序章を読み、何を書く必要があるかを抑えるのが良いと思います。

 そして、「モジュール」作りがおすすめです。過去数年分の午後Ⅱの問題を眺めてみると、最終的に問われる内容は異なるものの、過去に経験したプロジェクトを2つか3つほど思い出しておけば、どのような問題にも対応できると分かるはずです。これらのプロジェクトのうち、1つだけで構わないので、基本的な情報(プロジェクト背景や起きた問題など)を数百文字程度で事前に考えておくと、当日スムーズに書くことができます。

15時間コース(休日半日x3日)

 私は「10時間コース」しかやらなかったのですが、もう少し時間がある方向けです。試験中に、私が「これもやっておけばよかった」と感じた内容になります。

3) 午後Ⅱの基本「モジュール」のバリエーションを増やす

 「1つだけで構わないので」と書きましたが、本当は2つか3つある方が、どんな問題に直面しても対応できます。可能であれば、発生した問題が異なるものを選んでおくと良い気がします。「プロダクト品質」に問題があったのか、「コミュニケーション面」に問題があったのか、などなど。

4) 午後Ⅱの基本情報以外の「モジュール」を考える

 プロジェクト背景や起きた問題に加えて、どのように解決したのか(例:○○な問題が起きたので△△と□□の対策を講じた)を考えると更に余裕をもって試験に臨めると思います。上で紹介した情報処理教科書は、プロマネ試験で問われる知識が大分類ごとに解説されているので、それとマッピングしながら解決方法を整理するとなお良いのではないかと考えています。

20時間コース(休日半日x4日)

 時間があればやりたいシリーズです。

5) 実際に午後Ⅱ論文を書いてみる

 上で作ったモジュールを参考に、過去問を1度だけやってみてください。チェックする項目としては、

  • 時間配分に問題がないかを確認する
  • 作った「モジュール」が役に立つかを確認する

あたりです。上手くいかなければ適宜調整してみてください。

6) 午後Ⅰを1年分解いてみる

 後述しますが、PM試験は午後Ⅰは他の試験に比べて難しくないと思います。とはいえ、こちらも時間配分の練習も兼ねて、1年分解いておくと当日焦らなくて済むと思います。

ポエム

 2014年当時書いた受験感想文です。

半分以上は午前までで落ちてる?

 前回はネスペの午前Ⅱでやらかしていたので、今回は午前対策をしっかりやりました。ソースを忘れてしまったのですが、受験しない人も含めて半分以上は午後にたどり着けず、逆に午後までいければ25%くらいの人が受かっているそうです。

 ここ数回の高度試験を受けた感覚からすると、問題の半分は使い回しです。使い回し問題を12問解ければ、残り13問のうち3問でいいんです。(四択なので期待値的には15問に届く。)

 おそらく遡れば遡るほど使い回しに出くわす可能性が高いと思いますが、やり過ぎても時間の無駄なので5年分を2回やるくらいでいいと思います。多分5時間あれば十分です。

午後Ⅰは難しくない?!

 65点という全然余裕のないスコアだったのにこんなことを言うのも説得力ないですが、受験直後は「午後Ⅰは通った」と思いましたし、解答速報でも8割くらいは取れたと思いました。笑 マネージャやリーダの経験がある方でしたら、午後Ⅰは難しくないと思います。個人的には時間がないのであればここに力をかけるよりも午前Ⅱと午後Ⅱに時間を割いた方がいいと思います。

午後Ⅱはモジュールを作っておくと楽そう

 午後Ⅱ試験は文字数制限にひっかかるとその時点でNGなので、事前に準備できる部分は前もって考えておくとよいです。私はちゃんと準備できておらず、当日の昼休みと午後Ⅱ試験前の休み時間に少しだけモジュールを作りました。

 要は論文の部品、例えば、私は○○な会社の○○という役割で○○のプロジェクトに携わった(・・・★)、などの前提条件系を事前に用意しておけば、問題で問われている本質に時間がかけられますね、という話です。時間がない方は数年分の過去問を眺めながら★だけでも考えておくといいと思います。

まとめ

 「すでに対策にかける時間がない」という方も10時間だけでも捻出すると、足切りを超えられる試験だと思います。足切りさえ超えてしまえば、業務で得た知識で戦えるので、チームで開発したことのあるエンジニアの方ならきっと問題ない試験だと思います。少しでも参考になれば幸いです。

情報処理教科書 プロジェクトマネージャ 2018年版

情報処理教科書 プロジェクトマネージャ 2018年版

 DB試験についても書いています。よろしければご覧ください。

www.ketancho.net