AWSソリューションアーキテクト(アソシエイトレベル)試験を受けてきた

 1月末にAWS の ソリューションアーキテクト(アソシエイト)試験を受けてきました。得点率は8割強で、無事合格でした。試験の詳細は書けないので、勉強した内容を書いていきます。

  • サンプル問題
  • 黒帯(ブラックベルト)シリーズ
  • クラウドデザインパターン本
  • 模擬試験

各試験のサンプル問題

http://media.amazonwebservices.com/jp/certification/AWS_certified_SolutionArchitect_associate_examSample.pdf

まずは、問題のレベルを知るためにもサンプル問題を解くことをおすすめします。アーキテクト以外のアソシエイトレベルのサンプル問題も解いておいた方がいいです。このサンプルの中で分からない問題やAWSサービスが見つかれば、それについて徹底的に学びましょう。

黒帯シリーズ

aws.amazon.com

「クラウド活用事例集」で検索すると出てきます。iPhone の iBooks に落としてひたすら読みました。ある程度出題に傾向があると聞いていたので、Webで合格レポートを書かれている方の情報を参考にし、よく出題されるサービスを中心に勉強しました。

  • 重点的に勉強したもの:VPC、S3、IAM、EC2、EBS、ELB(Auto Scale)、CloudWatch、ElastiCache、Glacier、SQS、RDS
  • 次に重きを置いたもの:CloudFront、CloudFormation、SNS、Route 53、Beanstalk、DynamoDB

 私は、会社で研修も受けさせてもらったので、事前にこれらの資料を読んでいき、講師の方に疑問点を質問させてもらいました。(ただ、研修は受ければ理解は深まるものの、研修を受けなくても合格できる試験、という感覚で研修受講はMUSTではありません。)

クラウドデザインパターン本

Amazon Web Services クラウドデザインパターン設計ガイド 改訂版

Amazon Web Services クラウドデザインパターン設計ガイド 改訂版

 ブラックベルトシリーズで各サービス単体の機能を抑えて、この本でサービス間の連携を抑えました。サービス単体だと、いまいち使い所が分からないものについて、使いどころが解説されています。試験対策としてだけではなく、実務の設計業務でも役に立つ本でした。

模擬試験

aws.amazon.com

 AWS側が模擬試験を提供しているので、最後の腕試しに受験をおすすめします。実際の試験と同じくらいのレベルの問題になるので、ここで得点が取れなかった場合は、黒帯シリーズとデザインパターンの本を読み返すといいと思います。

追記

 2018年1月に『Amazon Web Services 業務システム設計・移行ガイド』という本を出版させていただきました。「今年はAWSを始めるぞ!」という方にぜひ読んでいただきたい内容になっています。試験対策という意味では、

  • 1章で各サービスの概要を掴んでいただく
  • 5章で AWS のメジャーサービスを使った設計パターンを理解していただく

というような使い方をしていただけると効果的かと思います。ぜひ、書店にてお手に取っていただければ嬉しいです。

Amazon Web Services 業務システム設計・移行ガイド (Informatics&IDEA)

Amazon Web Services 業務システム設計・移行ガイド (Informatics&IDEA)

  • 作者: 佐々木拓郎,林晋一郎,瀬戸島敏宏,宮川亮,金澤圭
  • 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
  • 発売日: 2018/01/20
  • メディア: 単行本
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